お電話でのお問い合わせはTEL.0238-88-1344
〒993-0013 山形県長井市館町南15-62
ごあいさつ
漢方相談のくすりのエンゼルです。
今や自分のカラダは自分で守る時代と言われます。
しかし現代人の生活は、
毎日の食事を見直してみたり、就寝時刻やストレス
カラダからの声に耳を澄ませて
10年後、20年後の健康状態に反映します。
人間と自然は一体のもの。
過程を一緒に楽しみましょう!
いよいよ冬支度の時季!
漢方では11月8日の「立冬」を境に、腎気が旺する時期に突入する、としています。
これは「腎」のグループの器官(腎臓・泌尿器・生殖器・ホルモン系・骨・耳・髪・歯)が、力を落とす頃であることを意味しています。
冬は「陰」の季節でもあり、脈も沈みます(沈脈)。急速に身体が冷え、「寒邪(かんじゃ)」による病が多くなります。
「寒邪」は、身体の一番外側の「肌膚」を守る「陽気」を傷つけるため、悪寒・発熱・頭痛などのカゼ症状や、手足の冷え・しもやけ・腰痛・下痢・腹痛等が起き易くなります。
「腎」に力を与える食材は、黒ゴマ・黒豆・昆布・ワカメ・ひじき・海苔・里芋や山芋・キノコ類です。
さらにカラダを温める、葱・羊肉・牛肉・鮭・鯖・味噌・山椒・唐辛子・ニンニク・黒糖・栗・日本酒・ウィスキー・りんご等も積極的に食べましょう。
★薄着をしない:気の勢いが外向きから内向きに変わります。そのために皮膚の防衛力が手薄になりますから、洋服の薄着は避けましょう。
★激しい運動は避ける:激しい運動でエネルギーの消費や発散は自然に逆行するので、冬のための体力が維持できなくなってしまいます。
★憂鬱にならないよう努める:気持ちを心静かに、穏やかに保ち、心配事や悲しみで過度に感傷的にならないようにします。
★眠り過ぎない:長寝は、秋と関係の深い肺気が虚し、帰の巡りに影響してしまいます。
食べ物には「酸」「苦」「甘」「辛」「醎」というように、それぞれ五味と呼ばれる味が有ります。また、「熱」「平」「寒」といった薬性も持っています。
そして季節ごとの旬の食べ物には、最も力のあるエネルギーが宿っています。
季節に逆らった生活や食事をすると、かえって病気を引き寄せてしまうことになりかねません。カラダの方を、季節や気候に合わせて生活するのが、漢方の養生の基本です。
■ 体質別 相性の良い食物・悪い食物
気滞タイプ(気の流れが悪くすぐイライラする)
○みょうが・春菊・せり
×クルミ・にんにく・ヨーグルト・白砂糖
脾虚タイプ(疲れやすく元気がない)
○もち米・かぼちゃ・蕪・はちみつ
×きゅうり・トマト・バナナ・ビール
瘀血タイプ(血が滞り、黒ずみやすい)
○なす・サンマ・昆布・セリ
×生魚・冷物
血虚タイプ(全身に栄養が不足している)
○ゴマ・昆布・人参
×クラゲ・せり・セロリ
痰湿タイプ(水分過剰でむくみやすい)
○小豆・大豆・あさり・ごぼう・ネギ
×もち米・ほたて・梨・ビール
陰虚タイプ(体内が乾燥しスタミナが不足)○梨・柑橘類・豆腐・ゴマ
×唐辛子・山椒・にんにく・生姜
〒993-0013
山形県長井市館町南15-62
TEL.0238-88-1344
FAX.0238-88-1344